湯浅 湖豊羽 Yuasa Kotoha
リハビリを頑張っているうちにしっかり回復して、
元気になっていく姿を見ると嬉しくなります!
仕事のモチベーションアップにもつながります。
それぞれの生き方や人生を見ているようで、その人らしさが垣間見える瞬間は嬉しい!
コロナが蔓延する2〜3年前くらい、もともとはデイサービスセンターなりたに所属していたのですが、その時に1ヶ月に1回ご利用者の皆さんでお昼ご飯の餃子を作っていたんです。
その時、普段は「何もやりたくない」とおっしゃるような活動的ではない方が、積極的に野菜を切ったり料理をしたりしている姿を見て、「あ、このご利用者は主婦だったんだな」と、その方の人生が垣間見えた感じがして、すごく嬉しかったですね。
小規模多機能ハウスって、何かしら体調を崩されて病院に入院され、退院された後、家で生活する前にリハビリが必要な場合等に利用されることが多いんです。それで、入院する前にはその方がどんなことをして、どんな仕事をして、どんな生活を送ってきたのかっていうのを、私はよく聞くようにしているんですが、その方の人生を見ているようで面白いなと感じます。
ご自宅に戻られることを目標にご利用される方が多いので、わりと元気な方が多いですね。だからこそ、今までの人生をどんなふうに歩んでこられたのかを加味した上で生活の支援をして、送り出すというイメージです。
リハビリを頑張っているうちにしっかり回復して、元気になっていく姿を見ると嬉しくなります!仕事のモチベーションアップにもつながります。
今までで困難を乗り越えたエピソード
入職してしばらく経った頃、それまで私が担当していた方は、わりと元気な方や、認知症の方が多かったのですが、初めて精神疾患を持っている方…疾患のレベルだと、真ん中くらいでしょうか、しっかりしているところとそうでない部分に差があるような方を担当することになりました。自分の中で「あの人は良い人」「あの人は悪い人」とはっきりと決めて人と接するような方でした。
施設に入所したばかりの時、私はいわゆる「悪い人」認定をされてしまいまして…
食事を用意しても食べてくださらなかったり、無視をされてしまってコミュニケーションが取れなかったりという時間が続いていました。私自身、対応するのが結構辛くなってしまって、一時期は退職も考えました。
そんな時、周りの同僚に、「病気だから仕方ない。割り切りなさい」とアドバイスをいただいて、「無視されてもいいから少しずつでも話しかけてみよう」と気持ちを切り替えながらコミュニケーションを取るようになりました。
もちろん、最初からうまくいくわけもなく、「今日もダメだったか」と無視される日々は続きましたが、美味しいものを食べて忘れていました。
でも続けていたら、少しずつ対応が変わってきて、いつの間にか話しかけてくれるようになった時はとても嬉しかったですね。
介護技術研修や資格取得のバックアップ
入職してからは、穏やかに、のんびり教えていただいたと思います。入職して4年目ですが、いい環境で働けているなと心から思っています。
また、ゆっくりとした雰囲気だけではなく、研修に積極的に参加させてくれるところも入職してよかったと思う点です。
風の村では、月に1回くらいのペースで、介護技術研修等が実施されています。各事業所からそれぞれ数人が参加して介護技術を身につけるための学びの機会があります。
私は、その研修を受ける前まで、腰や膝が痛くなることがあったのですが、研修を受けた後は痛めなくなりました。自分の中で研修が身になっている感覚がありますね。
さらに、3年目以降には介護福祉士の資格取得を積極的にバックアップしてくれるのもいいところだと思います。私は来年にチャレンジしてみようと思っています。
介護に興味がある方は、将来、きっと役に立つと思います。例えば高齢化社会ってこともありますし、自分の親を将来介護する時にも役に立つはずです。
あとは、色々な方の人生のお話が聞けるのも、きっと将来のためになると思っています。
気になる方はぜひ見学にいらしてください!