水谷 舞美 Mizutani Mami
大人が思っている以上にすごいなって、
こどもたちの成長した姿に感動することがよくあります。
今まで仕事の中で感動したこと
初めて自分の抱っこで寝てくれたとか、こどもが自分でパンツを履けたとか、小さな感動が日々たくさんあります。その中でも、運動会でのこどもたちの姿にとても感動しました。
わらしこ保育園の運動会は、早いから偉いとか、何ができたからすごいではなくて、自分のできることに挑戦して、一人ひとり現状できることを認め合うことを大切にしています。毎年見ていると、こどもたちが成長していくにつれて仲間との関係が密になり、自分のことだけではなくて相手のことも考えられたり、相手に思いやりを持ったり、それぞれのいいところを素敵だねって認めあえるようになる。そんなこどもたちの成長する姿に感動します。
わらしこ保育園を卒園してからも自分や人に対する考え方がちゃんと育っているので安心できますし、こどもって大人が思っている以上にすごいなって思います。
印象深かったイベントについて
魚のマスつかみのイベントをやったことが印象深かったです。毎年、こどもたちのお父さんが力を合わせて庭園にプールを組み立ててくれるのですが、今年はそのプールに魚のマスを放流して、泳いでいるところを手で捕まえ、捕まえたマスを大人が捌いて竹串に刺して園庭で焼くという、マスつかみ体験をやったんです。
つるっとした感触とか、早くてなかなか掴めない様子とか、そういった経験を肌で感じることができ、実際に目の前で捌かれる様子を見て、命をいただく食のありがたさを感じることができるイベントでした。小さいこどもたちも実際に泳ぐ魚たちに大興奮で、夢中で見ていましたね。1日を通してこどもたちが大喜びをしていたイベントで、貴重な体験だなって思いました。
いろんな価値観を持った大人と関わって愛される環境
わらしこ保育園はクラスごとに壁がなく、こどもたちがどの部屋でも過ごすことができます。例えば0歳のこどもも狭い空間で囲われて生活しているわけではなく、自分の興味や関心のあるところに向かっていけるような環境です。私はこの環境がすごく素敵だなと思っていて、普段の生活の中で、大きいこどもが小さいこどもに自然と優しく接している姿が見られたりするんです。
他にも、給食を作っている職員や2階の支援センターの方等、いろんな大人との関わりがあるのも魅力だと思います。「おはよう」等と気軽に声をかけてもらったり、泣いていたら見逃さずに「どうしたの?」と聞いてくれたり、いろんな大人に見守られていることが、安心の場所になっているのではないかなと。
いろんな価値観を持った大人たちと関わって、いろんな大人から愛される経験って、家でお母さんと2人で過ごしている環境とはまた違うので、すごく大切なのではないかなって思います。
また、色々な価値観の人との関わりは、こどもだけではなく職員にとっても良い場所だなって思います。
友達とか知り合いの話を聞くと、人間関係がうまくいかず保育士を挫折してしまったり、就職しても続かなかったりすることって結構多いなと感じていて、やっぱり人間関係が良くて安心できる場所じゃないと厳しいのかなと。ここは、関係性も温かく、関わる方々も素敵なので、働きやすい環境だと思います。
良いところなので、ぜひ検討してみてください。