エフェリン アリアム マウボイ EVELYIN ARIANI MAUBOY(出身地:インドネシア)
結婚して家族を持って、資格も取って、死ぬまで日本で暮らしたいです。
なぜ日本で介護の仕事をしようと思ったのですか?
父母がだんだん年を取って、いつかは介護が必要になるので、日本でたくさん介護の勉強をして父母のお世話をしたいと思ったからです。
先月、インドネシアに1か月間帰りました。父は家で寝たきりなのですが、日本で覚えた介護技術を使って、ベッドからの移乗や清拭をしました。いつも父のケアをしている兄から「どこでそういう介護の勉強をしたの?上手いね!」と言われました。
今までの経緯と将来の目標を教えてください。
インドネシアでは看護の専門学校で3年間学び、日本語は1年間勉強してから来日しました。
来日してからは、長野県で3ヶ月間勉強をしてから千葉に来て、ずっと特養ホーム八街で働いています。
将来的には、日本にずっと住んでいたいので、介護福祉士を受験して働き続けたいと思っています。
まだ自信が無いので再来年くらいに受験しようかなと思っています。
結婚して家族を持って、資格も取って、死ぬまで日本で暮らしたいです(笑)
まだいい人を見つけていないので、これからの出会いに期待しています。
日本と母国の違いを感じるのはどんな時?
文化と季節に違いを感じます。雪はとてもきれいですね。インドネシアでは雪が降らないので日本で初めて見ました。とてもキレイですが滑りやすいですね。何回か転びました(笑)
あと、桜もキレイですね。特養ホーム八街の周りは桜の木が多いので、とてもキレイです。
日本に来て嬉しかったことは、新しい経験ができ、新しい言語も覚えられたことです。今もまだ勉強中ですが。
風の村は、職員も施設長も、事務所の人も利用者の方もみんな優しいです。
いつも寝る前に神様に「ありがとうございます。日本にいれてとても幸せです。」と祈っているんです。
あなたにとって介護とは?
家族が遠くにいる方もいるので、心を込めて介護をすることが大切だと思います。高齢者の方と接していると、心が柔らかくなります。
ご利用者の方は、私のことを「ねぇちゃん、ねぇちゃん」と呼ぶことがあります。本当は名前で呼んで欲しいなと思いますが(笑)
母国の父のことを思うと、介護をもっと勉強したいなと思います。
ご利用者の方から「ありがとう」と言われると心が安心します。
「お姉さん今日はありがとうね。帰る時は気を付けてね。」とか言ってくれるご利用者の方もいます。そういう言葉をかけられると疲れも忘れられますね。
色々大変なことがあっても諦めないで毎日頑張りましょう!